都倉俊一氏オリジナルミュージカル『幾光年 THE MUSICAL -Light Years-』に協賛いたします
株式会社木下グループ(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:木下直哉)は、2025年7月31日、8月1日に上演予定のミュージカル『幾光年 THE MUSICAL -Light Years-』に協賛いたします。
■木下グループpresents『幾光年 THE MUSICAL -Light Years-』
日時:2025年7月31日(木)、8月1日(金)計3ステージを予定
会場:I’ MA SHOW(アイマショウ、有楽町マリオン別館7F)
協賛:木下グループ OGURISM Corp.
協力:株式会社レインボーエンタテインメント
公益財団法人長﨑松下財団
製作:『幾光年 THE MUSICAL -Lights』
公式HP:https://ikukounen.com
■スタッフ
〇企画・原案・作曲:都倉俊一
〇脚本・演出:Team TOKURA(鈴木均、瑠璃、今井コウジ、佐藤勝美、角川裕明)
〇E.プロデューサー:栗田俊一/山本久敏
■キャスト
ハナ:松坂慶子
ヒデミ/若きハナ:大原櫻子
ヒデコ:愛加あゆ
アキヅキ医師:鈴木壮麻
マーシャル:相葉裕樹
ハヤシ:広田勇二
結衣:内田未来
製作発表記者会見
作曲家 都倉俊一氏によるオリジナルミュージカルが、被爆80年を機に上演されます。
30年前にロンドンで上演された都倉氏のミュージカルオペラ『OUT OF THE BLUE』を今の時代に合わせて日本語に書下ろし、日本で披露いたします。
聖母の継承-命をつないだ母、娘、孫娘、四世代にわたる家族の物語
『幾光年 THE MUSICAL -Light Years』は、長崎の被爆をモチーフとした作品です。長崎で被爆し、原爆症に苦しみながらアメリカ人との子を命をかけて出産した母親ヒデコ。その娘であるハナ、そしてその孫娘ヒデミが本作品の主人公です。被爆二世であるハナがヒデミに過去を語り聞かせながら、亡き人たちが生きた場面を回想する構成で物語は進行します。
長崎での原爆投下から80年、 ずっと封印されてきたファミリーヒストリー。 その悲しみ、憎しみ、葛藤、和解が絡み合うさまざまな場面がそれぞれの視点で演じられ、その紐解きをしてゆきます。アメリカ軍人の父親と日本軍人の叔父の間に根深く残る確執とそこから生まれる悲劇を乗り越え、主人公ハナは亡き母の思いや生き様をヒデミへとつないでゆきます。その時、ヒデミは“家族の絆”の大切さを思い知るとともに、それが「平和への祈り」そのものと深くつながっていることに気付かされます。
被爆二世から四世へと未来を託されたバトン
戦後80年を生きてきた女性と、これから未来を生きてゆく孫娘との対話は、今の時代にも存在する悲劇をも想起させ、強烈な印象を残します。被爆二世から四世へと未来を託されたバトン。『幾光年 THE MUSICAL -Light Years-』は、一家族の物語でありながら時空を超えた普遍性を有する、「聖母の継承」ともいえる家族の歴史を描いた作品です。
木下グループは、人々が心豊かに暮らせる持続可能な社会づくりに貢献すべく、今後も様々な文化支援に取り組んでまいります。